【=ODEN連載企画③】労働環境の変化に柔軟に対応できる静岡。住み慣れた土地で改めて感じる「静岡の魅力」とは?
「=ODEN連載企画」では、静鉄のコワーキングスペース/シェアオフィス「=ODEN(イコールオデン)」に
入居している方々にお話を聞いていきます。
今回お話をお伺いしたのは、確定拠出型年金(DC)加入者への情報提供アプリケーションサービス
「みらいナビ」を運営する未来貯金株式会社の川崎孝志さん。
静岡県内の金融機関に約17年間勤務し、2020年2月より該社の
営業部・静岡駐在シニアマネージャーとして従事しています。
長きにわたり静岡に拠点を置く川崎さんが、転職をしてから改めて感じる静岡の魅力や
働きやすさについてお話を伺いました。
―まず初めに、未来貯金株式会社の事業について教えていただけますか。
私たちは確定拠出年金(DC)加入者への情報提供サービス導入のご提案を主たる業務としていて
「みらいナビ」というアプリケーションサービスによる確定拠出年金情報の提供を通じて、
企業型DCの運営を支援している企業です。
その中で僕は、投資教育セミナーの講師や制度導入コンサルティングの業務なども行っています。
―未来貯金株式会社は東京田町に本社を構えるスタートアップの会社ですよね。
今回の転職の経緯と、静岡を活動拠点にした理由について聞かせてください。
元々金融機関に長く務めていたこともあり、これまでの経験を活かせる環境で
転職をしようと考えていました。
そして、せっかく働くなら楽しそうな会社で新しいチャレンジがしたい、
とスタートアップの会社に応募しました。
採用後は静岡の自宅から東京の田町にあるオフィスに通っていました。
東京は通勤圏内ですし、子どもの生活環境を大きく変えたくないとの考えもあったので、
それなら通うしかないと。
その後、コロナ禍で在宅勤務が続きましたが、自宅で働いていると仕事モードに入れるための
スイッチを切るタイミングがわからなくなり困っていたところ、偶然=ODENを見つけました。
従来の閉鎖的なイメージのコワーキングスペースとは違って、
大きな窓で開放的な雰囲気が気に入り入居を即決しました。
会社としても交通費を負担するより地方にサテライトオフィスを設置する方が
コストカットにもなるので、すんなりOKを出してくれました。
―そこから生活がガラッと変わるわけですね!静岡を拠点として働いてみて、
どんなところがメリットだと感じますか?
愛着のある静岡で、私生活を充実させながら働く方が精神的にも安定しますし、
その方が仕事もはかどりますよ。
コロナ禍でDXが進んだこともあり、遠隔で働く上での不自由さはほとんどありません。
ネット環境が整っていれば基本的にどこでも仕事はできますからね。
私の場合は移動時間がない分多くの方とオンライン上で話ができるので、仕事の効率も上がっています。
デメリットをあげるとすれば、物理的な距離だけですかね。
お客様やビジネスパートナーが東京の場合は、近いと動きやすいということもあるので。
※DX(デジタルトランスフォーメーション):企業を取り巻く市場環境のデジタル化に対応するため、
企業の経済活動やビジネスモデル、組織・文化・制度といった企業自体を変革していく一連の取組みを指す。
――続いて私生活についてお伺いしたいと思います。ロードバイクが趣味と伺いましたが、
静岡のお気に入りスポットはありますか?
前職の赴任先が松崎町だった頃にロードバイクに乗り始めて、伊豆の山間を走ることに夢中になりました。
静岡市内に戻ってからは静岡空港や御前崎のなぶら市場など色々な場所に行きました。
クレープを食べるためだけに富士宮までロードバイクを走らせることも。
静岡は海や山に囲まれて美味しいものがたくさんありますよね。
その静岡ならではのグルメを求めて走るのが本当に楽しいんです。
▲ロードバイクにて静岡市葵区有東木にあるお蕎麦屋さんに行った時の写真
―静岡を満喫していらっしゃいますね!今後も静岡で働いていく上での目標はありますか?
今は静岡駐在という立場で東海エリアでビジネス展開できるよう、規模の拡大をしていくことですかね。
まだ比較的若い会社ですが、上場を視野に入れているので、
会社の成長を担う一員としてパフォーマンスを上げることに注力しています。
技術的なことはもちろんですが、まずは当たり前のことを当たり前にやる。
その先で海外展開、新規事業の立ち上げなどに関わっていけたら良いですね。
川崎さんのお話を伺い、改めて静岡で働くことの魅力に気づくことができました。
静岡ならではの土地や食文化に触れながら、公私ともに充実した生活が送れたら幸せですね。
「未来貯金株式会社」の取り組みや事業内容については、公式ページをご覧ください。
Webサイト(https://www.mr-c.jp/)